ニエリ地区の優れた農園として世界的認知
淡いフローラルな香りにコクと酸味のバランス抜群
ケニア産コーヒーといえば、個性的なキャラクターのある風味で、特にカシスのよう
な甘酸っぱいジューシーな果実感を思い浮かべますが、今回は・・全体的な優しさ
の中にある、香り・コク・酸味のバランスが何とも言えない心地良さを感じさせ、『ほ
っ・・』と一息つける、ケニア産コーヒーとしては稀有でユニークなコーヒーです。
いかにもケニアなガッツリした風味ももちろん良いですが、温かいうちから冷める
までカップ全体を通して、心地良く淡く香る花のような感じには、飲み終えても癒さ
れます。そんな淡いなかにコクと酸味もありますので、ただ単に飲みやすいだけで
はない所がケニア産コーヒーのポテンシャルの高さですね。いつもとは違うユニー
クなケニア産コーヒー。ケニアファンのアナタもお確かめください。
【焙煎士&コーヒーマイスター 横山豪(ごう)のちょっと一言】
従来の黒色カシスのような濃厚な果実感とは違い、フローラル(花)で若干白ワイ
ンのような滑らかな口当たりで、風味にまとまりがあり、スッキリとした後味です。