在来種ブルボンへのこだわり 華やかさとアプリコットのような酸、後口の円み
アンティグアは3つの火山に囲まれた盆地で、火山灰質の豊かな土壌が広がり、 <コーヒーマイスター&焙煎士 横山豪(ごう)のちょっと一言>
山から吹き付ける冷涼な空気が昼夜の寒暖の差を生み出します。最高品質の
コーヒーを作る自然条件が揃い、グァテマラで最初にコーヒー栽培の始まった
伝統に加え、最高品質コーヒーの代名詞です。
元来、この農園はコーヒー栽培をしておらず、ラパデュラというグアテマラの
砂糖菓子を作るためのサトウキビが栽培されていました。その後、オーナは
コフィーニョ氏となり、当初はコーンやアボカド等様々な農作物を試験的に
栽培し、最終的にコーヒー栽培へとたどり着きました。
今やアンティグアコーヒー品評会入賞の常連となり、
カップオブエクセレンスにも入賞を果たすに至りました。
華やかな香りとアプリコットのような酸、後口の円みあるフレーバーは
アンティグア産コーヒーの特徴を鮮やかに表現しています。
昨今のバランスが良いグァテマラコーヒー(ほのかに優しく感じる、香り・酸・キレイさ)も
非常に飲みやすく良いのですが、今回のこの商品は、華やかな香り・スッキリした酸の
輪郭がハッキリしています。フレーバーが強いばかりが良いわけではないですが、私が
求めているのに近い、久々のグァテマラの中のグァテマラ。と言えるコーヒーです。
地域:サカテペケス アンティグア
生産:フェルナンド・コフィーニョ
品種:イエローブルボン
標高:1,550m
精製:ウォッシュド