ニエリ地区の優れた農園として世界的認知
淡いフローラルな香りにコクと酸味のバランス抜群
ケニア産コーヒーといえば、個性的なキャラクターのある風味で、特にカシスのよう
いかにもケニアなガッツリした風味ももちろん良いですが、温かいうちから冷める
【焙煎士&コーヒーマイスター 横山豪(ごう)のちょっと一言】
【生産履歴】
【ガトンボヤ・ファクトリーとは】
GATOMBOYAはケニアの言語キクユ(Kikuyu)語で「沼地」を意味します。こ
近隣を流れるキリグ川を水源とした豊富な水資源を有し、4つの(果皮や果
な甘酸っぱいジューシーな果実感を思い浮かべますが、今回は・・全体的な優しさ
の中にある、香り・コク・酸味のバランスが何とも言えない心地良さを感じさせ、『ほ
っ・・』と一息つける、ケニア産コーヒーとしては稀有でユニークなコーヒーです。
までカップ全体を通して、心地良く淡く香る花のような感じには、飲み終えても癒さ
れます。そんな淡いなかにコクと酸味もありますので、ただ単に飲みやすいだけで
はない所がケニア産コーヒーのポテンシャルの高さですね。いつもとは違うユニー
クなケニア産コーヒー。ケニアファンのアナタもお確かめください。
従来の黒色カシスのような濃厚な果実感とは違い、フローラル(花)で若干白ワイ
ンのような滑らかな口当たりで、風味にまとまりがあり、スッキリとした後味です。
生産者 : バリチュ農協に属する小規模生産者(698名)
地 域 : ニエリ県マシラ、コンユ
標 高 : 1770m
品 種 : SL28、SL34
精 製 : ウォッシュド
マシラ郡の1770mカリンドゥンドゥ地区に位置し、近隣の4つの村に暮らす約
700名の生産者からチェリー(コーヒー豆になる前の赤い実)が納品されて
います。1農家あたりの平均生産量も約300本と十分な生産量があり、これ
は苗木も用意している同ファクトリーの取り組み故と言えます。
の地域は降雨量も1500mmと周辺地域に比べ降雨に恵まれており、耕作な
どにも適した湿地であることから名付けられました。気温は14度から25度
ほどで、ケニア山に囲まれ火山性の土壌に恵まれています。
肉を取る)パルパーと6つの(生豆の含水量を調整する)ソーキングプール
と十分なキャパシティの下で、適切に生産処理・管理が行われ、素晴らし
い品質のコーヒーを常に生産しています。多分初めてなのですが変なクセもなくマイルドでかつコクもあって美味しいと思いました。(滋賀県 NOさま 男性)