最北端で見つけたタンザニアの新生産地
とろんと絡まる層のあるコクに果実の甘み
タンザニア産コーヒーは約1年ぶりの新商品です。『オルディアニ』は人気がある商品
今回シティローストにしたのは、タンザニアコーヒーのマイルド感と心地よい柑橘系の
【産地こんなところ】
【コーヒーマイスター&焙煎士 横山豪(ごう)のちょっと一言】
【生産履歴】
ということで私も当然納得して販売していましたが、 「欲を言えば、もうひと味何か」と、
常に様々なエリアのタンザニアコーヒーをサンプルテイスティングしてきました。辿り
着いたのが『タリメ・ムリバ』です。ロケーションはタンザニアのコーヒー生産エリアの
中でも最も標高が高い地域のひとつに数えられます。
ニュアンスに、このコーヒー最大のポテンシャルである厚みのあるまぁ~るいコクを
味わって頂きたかったのが狙いです。
タンザニアのコーヒー生産地域としては、大きく分けて北部、西部、南部と分類でき
ますが、中でもキリマンジャロ山とメルー山の麓に広がる同国コーヒー生産エリアで
は歴史と伝統のある北部産のコーヒーが日本でも特に人気があります。 その中で
も『タリメ・ムリバ』は最北端で、世界的に安定的に高品質コーヒーを生産する隣国
ケニアとの国境に近いといった非常に期待が持てるエリアです。
完熟果実系の甘い香りから、口に含むと厚いコクの層に舌が覆われ、じわりじわり
と来る酸味も心地が良い。後口のキレイさもあり、1杯で幾重にも楽しめます。
生産者 : ムリバ
地 域 : タリメ
標 高 : 1700m
品 種 : N39
精 製 : ウォッシュド
うまく言えませんがおいしいです!苦味が来るかな、と思ったらそうでなくて。 (兵庫県西宮市 KTさま 男性) |