2006.1月6日(木)
『新年おめでとうございます』
小さい店なりに今年もちょこちょこやっていこう!という事で・・・
明日1/6は珈琲豆全品20%増量セール!!
さらに
ブラジル「グァラネシア農園」
1/19まで お試し価格100g 380円で販売!!
最高品質豆を産するミナスジェライス州中部産。
有機栽培、更にブルボン種100%!!
何と言っても「ボディ(口に含んだ時のまったり感)」があります。
2005.12月30日(金)
『トルココーヒー』
ターキッシュ・イブリックと言えばわかる方もいらっしゃるでしょうが
トルコでは「ジャズベ」と言うそうです。
銅製のジャズベにフレンチロースト(深煎り)の超極細挽き(手で握ると固まるくらい)
を水・砂糖と一緒に撹拌しながら弱火でコトコト煮出して、粉が膨れてきたら
火から離し、再度撹拌。これを2・3回繰り返して出来上がり!
デミカップに注ぎ(濾過しないので)粉が沈んだら上澄みだけ飲む。
「ブラックビターチョコを溶かしてそのまま飲んだ」感じでした。
今回は砂糖を入れましたが砂糖なしでも、はたまた、シナモン等のスパイスを
効かせても面白いような気がしたので、また時間のある時に挑戦しようと思います。
*時間がある時でないと、弱火でコトコト煮るので結構時間が掛かるのです。
2005.12月27日(火)
『ブラジル』
有機栽培IMO(スイス)・JAS(日本)認証取得「グァラネシア農園」100%ブルボン種
ミナス・ジェライス州グアラネシア市
以前のブラジル豆といえば「ミナス高原(中南部)」が主要でしたが、
昨今、霜害等を避けるため
「セラード地区(ミナス北部)」で大量生産が行われるようになりました。
ところが、近年の世界的なスペシャルティコーヒーブームにより、最高品質生豆を生産する
地域として、再び「ミナス高原」が欧米・日本からも注目されるようになってきました。
ミナス中部・100%ブルボン種・有機栽培、という事は希少で美味いということです。
「ボディと甘さの余韻」に浸れます。
2005.12月20日(火)
『イルガチェフェもティピカ種ですよ』
サンチュアリオの「ティピカ種」の甘酸っぱさが、皆さんお気に入りのようです。
新発売という目新しさを除いてもリピーターが多いのが証拠ですね。
ちなみに「イルガチェフェ」もティピカ種です。品種が同じでも産地や精製方法が違うと
風味も違うので、サンチュアリオをお気に入りの方は一度「イルガチェフェ」と飲み比べて下さい。
「イルガチェフェ」はエチオピア(アフリカ)産のモカ系という事で、ハラーやジンマ等の
刺激的な酸味を想像される方もいらっしゃいますが「イルガチェフェ」は
嫌な酸が全くなく、「綺麗な甘酸っぱさ」を感じて頂けると思います。
「モカは酸っぱくて嫌」と先入観のある方、是非お試し下さい。
香りだけを捉えてみれば、サンチュアリオより引き込まれるかもしれませんよ。
2005.12月16日(金)
『新!ブレンド?芳優?』
「ラス フィリピナス」のハイロースト。「ブラジル DOT ムンドノーボ」のシティロースト。
「マンデリン」のフレンチロースト。フィリピナスの滑らかさ・甘さにムンドノーボの
ボディ、さらにそれだけでは綺麗すぎる口当たりに少しマンデリンを加え
ほろ苦さもプラス。三位一体のバランスの良いブレンドです。
2005.12月13日(火)
『Utz Kapeh=ウツ・カフェ』
マヤ語で「良いコーヒー」の意味で、トレサビリティ・記録の保持と自主検査・品種と台木・
農地経歴と管理・土壌と土壌物質の管理・肥料の使用方法・灌漑/施肥・
作物の保護・収穫・収穫後農薬の管理・廃棄物と汚染管理・
労働者の健康/安全/福祉・環境保護・
苦情処理。を管理基準とし「環境と社会に対して責任ある方法で生産された、
安全で信頼性の高いコーヒー」を認定するプログラムを展開するオランダに本部を置く
基金の事です。世界的に消費者意識/健康志向が高まり、日本でも取組を
開始し始めたところです。今現在、当店ではウツ・カフェ認証のコーヒーは取り扱って
いませんが、近い将来導入しようとは思っています。
ただ、安心・信頼=美味いとは限らないのが現状です。
そのあたりの見極めが必要になってくると思います。
2005.12月7日(水)
『相乗効果!?』
カップオンコーヒーが好調!と以前お話しましたが、中のコーヒーはイエローブルボンです。
ご購入された方が「美味しかったわ、中のコーヒー何やったっけ?」
「イエローブルボンです。」「今日はその豆も貰っていくわ。」
以前は違う豆とカップオンをご購入されていた方が、豆もイエローブルボンに
変更されるのが急増し売上上位にランクインしました。
この豆は数年前から継続して仕入れているのですが・・
今までは何だったんでしょうか?
私のお勧めの仕方が悪かったのか?それとも「百聞は一飲にしかず]でしょうか?
何はともあれ、思い掛けない「相乗効果」に喜んでいます。
2005.12月3日(土)
『エスプレッソ新発見!Part2』
「コロンビア アピア」フルシティロースト(中深煎り)をソロで抽出。
余りエスプレッソでは味わえない綺麗な酸を新発見!!
エスプレッソ特有の香り・ボディ・甘さも当然あるのが
大前提で+α綺麗な酸という事です。
前回のムンドノーボも含め、興味のある方はお声を掛けて頂ければ
いつでも提供させて頂きます。一口にエスプレッソといっても
色々なバージョンがあります。お楽しみ下さい。
2005.11月29日(火)
『淹れかた色々』
ホンジュラス「ラス フィリピナス」依然好評でリピートが多いです。
この豆の特徴はなんといっても「サン
ラモン種特有の甘さ」にあります。
そこで提案!その甘さがもっと際立つ淹れ方があります。
当店でも取り扱っている、ペーパー型のネル・ステンレスドリッパー。
更にはフレンチプレス・金属フィルターのコーヒーメーカー等で淹れてみて下さい。
ペーパーフィルターと何が違うのか?すぐご理解頂けると思います。
ペーパーは濁りなく綺麗に抽出できる反面、濾過する過程で成分が
ペーパーに付着しカップに溶け出しにくくなります。
上記でご紹介したネル等はダイレクトにカップに溶け出します。ですので
香り・甘さなどが際立つのです。しかし難点が一つ・・・。
ダイレクトな分、少し色が濁りますしカップの底に微分が残ります。
ですが、それを差し引いても「際立つ甘さ」の魅力が勝つと思いますが・・。
2005.11月26日(土)
『焙煎機のお掃除』
週一回、煙突や冷却箱などの簡単な掃除をします。
さらに二ヶ月に一回程度、排気ファンにこびりついた豆の油落としや
潤滑油(グリス)を塗り替えたり、ガスバーナーの掃除をします。
さらに年一回、全部のオーバーホールをします。
先週、そのオーバーホールをしました。これから忙しくなりますし、年末に故障!
なんて事になったら大変ですから。
ですが、綺麗になった事は良いのですが、その分詰まりなどがなくなり
火力・排気量などが変わってきます。思った以上に温度の上がりが早くなったり
しますので、いつも以上に微調整しながらのローストになります。
「少し味変わった?」なんて言われないように必死に焙煎機と睨めっこしています(^^;
2005.11月22日(火)
『ロハス=スローフード』
既にご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、簡単に説明しますと
ロハス:健全な身体を得るためには生産履歴のわかる無害の食材を
生活習慣に取り入れる。
スローフード:高度成長期→バブル期を経て全てに於いて大量生産に
なってしまいました。それぞれの地域の伝統食材が良いとわかっていても
失われつつあります。それらをもう一度、見直していこうという動きです。
従って、この二つの言葉は一対に考えられます。
ですが、今回私が言いたいのは、ただの企業戦略になっていないか?
という事です。健康ブームを作り上げ、無農薬や有機栽培は得別に表示され
その他は何も書かれていない。本当は良い物なら全てがそうなって当り前で
何も特別に表示する必要はないのでは?
私の祖父(他界)・祖母は農家です。ある程度、理解出来る年齢になってから
聞いた事がありますが、無農薬は大変!という話でした。生産量は見込めない
美味しいのに形が悪いと、見た目が悪いと撥ねられる。多少の虫食いでもダメ。
無農薬だから美味しいから虫食いがあって当然なんです。無農薬なのに綺麗
すぎるのは逆におかしくないですか?
結局は資金などに余裕のある農家しか生き残れないという事になってしまいます。
幼少の頃、田舎で祖母からもぎたてのトマトをもらい、食べた時の美味しさは
未だに忘れられません。ですから本当に良い物なら一過性のブームで終わらせない
ためにも、無農薬や有機にかかる費用は前払いにする・栽培されたものは全て買い取る。
これくらいはせめて買い付ける方がしないといけないのではないでしょうか?
これは野菜だけの話ではなく、珈琲豆も同じ事なんです。珈琲生産者の多くは
小農家で貧困にあえいでいます。このままだと需給バランスが崩れ
大変な事になりそうな気配です。そう言いながら私自身、直接手を
差し伸べる事が出来ていないのが情けないのですが・・・。
2005.11月19日(土)
『エスプレッソ』
ブラジル トミオ フクダ ムンドノーボ DRIED ON TREEのシティローストを
通常のエスフ゜レッソ用より一段階細かく挽いた10gをソロで抽出。
を試してみました。 ムント゛ノーホ゛独特のホ゛テ゛ィが生かせるかな?
と思い試してみたのですが・・・。 予想通り!!
まったりホ゛テ゛ィでなめらかさもあり、これもありやん!と(*^-^)
イタリアンエスフ゜レッソとしての良い苦味は若干弱めですが、ホ゛テ゛ィと甘さで
トロッとエスフ゜レッソが味わえました。苦味を抑えたまったりエスフ゜レッソでした。
自分でローストして色々な淹れ方で試飲。毎日楽しい日々です。(*^-^)
2005.11月16日(水)
『カップオン好調です!!』
自身が思っていた以上にリピートして頂いて嬉しい限りです。
有難うございます。一杯当りの単価は、インスタントコーヒーやスーパーなどに
売っているカップオンに比べ高価ですが、「中身が違う」という事がわかって
頂けたみたいですね。以外?だった事は、豆を購入される時にご購入される方が多い。
という事です。当初の目論見は、喫茶をいつもご利用頂いている方で
「家では面倒くさいからインスタント」という方に
「家でも簡単に美味しく飲める珈琲」という予定で作りました。ですが、
「面倒くさい」はどんな形であれ「面倒くさい」らしいです・・・。
その反対で、豆をご購入され家で淹れられてる方は、時間がない忙しい時でも
出来るだけ少しでも美味しいものを・・・という事なんですね。 |