2006.2月14日(火)
『新ブレンド〜香貴』
「香り」と「有機栽培」をテーマに試行錯誤して出来上がった
4種類のブレンドの中から、一番鼻腔に柔らかく香り、上品な口当たりの
ブレンドを1種類、新発売!としました。
香りと綺麗さでまったりとして頂き、身体にも良い有機栽培です。
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2006.2月11日(土)
『エチオピア』
シダモ ウオッシュド G-2。非常に綺麗に仕上がっており、煎りムラもほぼ無く
ハンドピックもほとんど無し。フレグランスは、軽くミルクキャラメルのような香りが漂う。
アフターに、微かに弱い酸を感じる。
(余程注意していないとわからない程の酸です)
ですので、クセがなくサラッとしていて綺麗!なのですが
私個人としては、これ!!といった個性が欲しかったですね。
スポット販売で無くなり次第、販売終了とさせて頂きますのでお早めにどうぞ。
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2006.2月8日(水)
『カッピング』
エチオピア・カファ地区、ウオッシュド(水洗式)グレード2、サンドライ(天日乾燥)
品種はティピカ。ウツカフェ(安全で信頼性の高い珈琲)とオーガニック(有機栽培)認証取得
フレグランスはシナモンのスパイシー。アロマはやや弱いがミルクチョコ。
全体に滑らかでアフターはシトラスの酸を少し感じる。
2006.2月5日(日)
『濃い=コク?』
先週・今週は、普段フルシティロースト(中深煎り)以上のブレンドを愛飲されている方々に
あえてハイ(中浅煎り)・シティロースト(中煎り)のスペシャリティをお奨めしてみました。
自身の想像以上にご購入頂き、感謝しております。
「深煎り=コク」・「浅煎り=薄い」・「酸味=酸っぱい」さらに
「名前の難しいスペシャリティよりも珈琲といえばブレンド」という方が
まだまだいっぱいいらっしゃると思ったからでした。
濃淡の好き嫌いは確かにあります。しかしその量感で判断するのではなく
「質」で判断して頂きたいのです。深煎りに合わない豆をいくら深く煎っても
苦いだけです。朝煎りに合わない豆をいくら浅く煎っても嫌な酸味が残ります。
それぞれに合ったローストをしているのです。ですので素材・ローストに間違いがなければ
浅煎りでもしっかりコクがあり、香りと綺麗な嫌味のない酸を感じて頂けるのです。
「このお店に来てから、珈琲は薄い・濃いだけじゃないのがわかった。」
「ストレート・ブレンド、朝煎り・深煎り、いつもバラバラに色んな種類を買っていくけど
それぞれに風味があって楽しい!。」
こういう言葉を掛けて頂けるお客様もいらっしゃいます。
今回積極的に薦めた事で、今後こういうお客様が一人でも多く増え
より一層珈琲を楽しんで頂けたら幸いです。
2006.2月2日(木)
『淹れ方色々』
有難い事なのですが、先週はバタバタしておりましてHPの更新も滞り
更にいつもお店で色々な事を試し楽しんでいるのですが
それも出来ずじまいでイライラしておりましたが、今朝、少し時間が取れましたので
久々にマルタの一人用ネルでホンジュラス「ラス フィリピナス」を淹れてみました。
やはりこの豆は繊細な風味なので、ネルやフレンチプレスなどで直に淹れる方が、甘味・
ボディがより強調され、一層美味しく頂けると思いました。珈琲は素材は勿論ですが
器具に合った挽き方・淹れ方で微妙に風味が変化します。
少し時間に余裕がある時など、いつもと違う淹れ方で微妙な変化を
楽しんでみては如何でしょうか?珈琲を楽しみましょう!!(*^-^)¥
2006.1月27日(金)
『ブレンド』
ブレンド=配合。ミックスとはまた意味が違います。
新しいブレンドを作るとなると、これがまた大変!なんです!!
新しい豆が入荷した時・季節・イベントなどに合わせ
「こんな風味のブレンドになれば!」と思い描きながら創るのですが
思った風味が出ないと廃棄する事となりますので、時間・労力・材料と
結構もったいない事になる事もしばしば・・・。
同じ国の豆でも、品種・精製方法によって風味が異なりますし、
さらに全く同じ豆でもローストの強弱によってストレートでは旨くてもブレンドにすると
「えっ?」となるくらい風味が消えてしまう事もあります。
更に更に、少なくて3種類・多くて6種類の豆を配合するにあたり、
何をメインでいくのか?何%づつ配合するのか?
一つの風味が抜きん出てもダメ、フラットになり過ぎて特徴のない風味になってもダメ。
ですので、ストレートはローストのみ気を使えばいいですが、
ブレンドは結構大変な作業となります。
ですが他店にはない自分が考えたブレンドが出来る訳ですから、まるで
研究室の教授になったような気分で結構楽しんでいるのかもしれません・・・。
2006.1月24日(火)
『挑 戦』
珈琲以外はあまり飲まない私ですが、夏は晩酌にビールを少々嗜んでいます。
350mlしか飲めない弱さですが、風味には結構うるさいんですよ。
弱いからこそ少量を味わいながらゆっくり飲むからでしょうか?
昨年はキ○ンのまろやか酵母に嵌りました。あのまったり感が
たまりませんでしたね。さて、本題の「挑戦」ですが、夏のビール以外はアルコールを口に
しなかった私が「ワイン」に挑戦し始めています。何故か?大した理由ではないんですが・・・。
香り・甘味・ボディ等、表現が珈琲に似ているなぁっと・・・。
ワイン独特の比喩表現は少し大袈裟な感じがしますが、表現力という点では
すごく感心します。普段私が「この珈琲はこうで・・」と表現しながら
お客様とお話ししていますが、その口上がどこまで伝わり、さらに実際どう感じて
頂けたか?やはり気になります。それで一度逆の立場でお客様となって
「表現方法が風味以上に大袈裟になっていないかどうか?」はたまた
それとは逆に「その表現の風味を自分はどれだけ感じる事が出来るのか?」
という興味で、珈琲に似通った表現をするワインを試してみようと思ったのでした。
2006.1月20日(金)
『エチオピア』
2つともエチオピアのウォッシュド(水洗式)コーヒーですが
左は、イルガチェフェ グレード1・生産者「Hama」
右は、シダモ グレード1・生産者「Bokaso」
どちらもオーガニック(有機栽培)認証を取得していますが
イルガチェフェはフェアトレート認証、シダモはウツカフェ認証も取得しています。
どちらが良い悪いではなく、どちらもコンテスト上位入賞豆です。
国は同じでも栽培地区の違いによる鼻腔から抜ける風味の違いが楽しめました。
2006.1月17日(火)
『ハワイ マウイ島 モカ種』
サンプルロースト。独特の面白い香り。(ややロブっぽい)
モカ種は珈琲豆の祖先とも言え、非常に希少です。
普通サイズの豆と比較すると約半分の大きさですが
ピーベリーではありません。しっかり平豆の形をしています。
販売するほどの量はないので、興味のある方は
「ちょっとばなしを見た」と仰って頂ければ、プレゼントします!
2006.1月11日(水)
『ガテマラ エル インフェルト ウーノ農園』
一昨年この豆は100%ブルボン種の、熟した果実の香り・甘酸っぱさ
が良く販売していました。ですが昨年はニュークロップの100%が無く
ニュークロップなら70%になるというのを承知で、あえてニュークロップに
こだわり、皆さんに「70%ですが・・」とお断りしたうえで販売してきました。
しかし、口当たりがソフトで滑らかな事は良いのですが100%ブルボンに比べ
若干、香りの弱さ・特徴の薄さが気に掛っていました。
ですので70%は販売中止とし、本日より、前クロップの100%を販売致します。
(*前クロップといっても定温倉庫で保管してある生豆です。)
ロースト中に漂う甘い香り・ロースト後の熟した果実のような香り・そして
カップは綺麗で甘酸っぱさがあり「これ!これ!これがウーノやん!!」
という事で前クロップでも枯れていない証明となり販売する事となりました。
2006.1月8日(日)
『プロフェッショナル』
「高いレベルでの再現力と正確性」
これは、私が「芸術は勿論、どの世界でもプロ顔負けの素人さんが
いはりますけど、実際プロの方とは何が違うんですかねぇ?」と
何気なく言った一言に対する先生の返答でした。さらに、
「だから俺はもう一回同じ物を作れと言われたら出来る」と仰ってました。
「プロなら当たり前やん」と思われる方もいらっしゃると思いますが
ジャンルは違えど「珈琲豆を生豆から扱う」仕事をする私にとって「物創り」という
観点からみれば同じで、その当たり前がどれほど難しいかが痛いほどよくわかり
非常に心に残る一言となりました。
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